医薬経済オンライン

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コスタイベ騒動で深刻となる「社会的疲弊」

Meiji Seika社長自ら闘う姿勢に「評価と批判」

2025年2月1日号

 国内製薬企業の社長と言えば高そうな船来の背広に身を包み、内心は別として、表向きは冷静沈着な立ち振る舞いで社業を粛々とリードしていく人物が多いという印象がある。実際、アルコールを口にしなければ人格者そのもの、と高く称されているトップもいる。箸の上げ下げまで小姑のように口を出す監督官庁からの「圧」のもと、日本医師会という虎の尾を決して踏むまいと考えているうちに、冒頭に述べたようなタイプが量産されていくのかもしれない。  ただし、物事には常に例外があるもので、業界にも個性豊かな型破りの人物は少なからずいた。昨年亡くなった武田薬品の武田國男元社長・会長あたりは、近年の最右翼であろう。身近に接した関係者ほど“國男ロス”に苛まれているのではなかろうか。だが現役においても、Meiji Seikaファルマを率いる小林大吉郎社長などは、キャラが立っている...  国内製薬企業の社長と言えば高そうな船来の背広に身を包み、内心は別として、表向きは冷静沈着な立ち振る舞いで社業を粛々とリードしていく人物が多いという印象がある。実際、アルコールを口にしなければ人格者そのもの、と高く称されているトップもいる。箸の上げ下げまで小姑のように口を出す監督官庁からの「圧」のもと、日本医師会という虎の尾を決して踏むまいと考えているうちに、冒頭に述べたようなタイプが量産されていくのかもしれない。  ただし、物事には常に例外があるもので、業界にも個性豊かな型破りの人物は少なからずいた。昨年亡くなった武田薬品の武田國男元社長・会長あたりは、近年の最右翼であろう。身近に接した関係者ほど“國男ロス”に苛まれているのではなかろうか。だが現役においても、Meiji Seikaファルマを率いる小林大吉郎社長などは、キャラが立っている部類

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